ポスターを作るにも、チラシを作るにも、ウェブサイトを作るにも、その先には決まって、広告の効果と喜んでもらいたいお客様がいます。
例えば、イベントチラシをデザインするとき
まずは、漠然と全体のイメージを考えます。
ターゲットや訴求内容に沿ったイメージ、どんな配布方法か、このチラシでどういった営業活動をするのかなどを踏まえ、とにかく考えます。そして、この作業に相当時間を割きます。
次は、メインビジュアルを決めます。もしくは撮影します。
クライアントから支給いただいた写真がある場合は、吟味します。色をイメージに合うように補正したり、切れている部分を継ぎ足しで合成したり、それでも使えそうにない場合は、他の方法を色々考えます。
次にメインコピーを考えます。
手にしたときに、納得と驚きを与えるコピーを探します。メインビジュアルに沿ったコピーをいろいろ模索します。
それから、、文字の大きさ、行間、余白を考えます。
若者向けの広告なのか、年配者向けの広告なのかで、大きく変わってくるからです。単純に、年配の人に訴えかけたいチラシでは、当然、文字を大きくする方が読みやすいからです。
それは、「年配者を、炭酸ジュースで、もてなしてはいけない」というのに似ています。
色も考えます。
色は、大変重要で、そのチラシの大きなイメージを決定する要素です。最近は、老若男女問わず、多種多様な好みが存在します。その中で、業種や訴える内容、目を引く差し色等、いろんな視点で考えます。
配置も考えます。
タイトルの位置や、イベント日時、目の動きを考えながら、そーっとレイアウトしていきます。
ほぼ完成かな、と思ったら、もう一度、全体のバランスを確認します。
訴求内容に沿っているか?
配色は嫌みがないか?おとなしすぎないか?
読みづらくないか?
タイトルは目立っているか?
色々確認して
大半はボツにします。
そして、最初からまた考えます。
フロムダイムはこの作業を繰り返して、デザインしています。
なので、フロムダイムには世に出た広告の3倍ほど、日の目を見ない作品がストックされています。
それは、ポスターもウェブサイトも企業ロゴマークも同じです。
お客様満足と、広告効果。
それを作り出すのがこの作業の醍醐味です。